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■ はじめに
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「移動式クレーンって、全部同じじゃないの?」
よくそう思われますが、実は全然違います。
クレーン男です。
18年間でラフタークレーン・クローラークレーン・
オールテレーンクレーンと、様々な機種に乗ってきました。
今回はそれぞれの特徴・違い・向いている現場を
現役オペレーター目線で全部話します。
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■ ① ラフタークレーン
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【特徴】
ラフタークレーンは、クレーン部分と運転台が
一体になった自走式のクレーンです。
公道を自分で走って現場まで移動できるのが最大の特徴。
現場到着後すぐに作業できるので、
段取りがシンプルで扱いやすい機種です。
【向いている現場】
・市街地の建設現場
・スペースが限られた現場
・短期間の作業
【乗ってみた感想】
私が最初に乗ったのもラフタークレーンでした。
操作がわかりやすく、初心者でも比較的慣れやすい。
ただし、地盤が弱い場所での作業は
アウトリガーの管理が重要になります。
【t数の目安】
25t・50t・100tなど様々なサイズがあります。
市街地では50t前後が多く使われています。
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■ ② クローラークレーン
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【特徴】
クローラークレーンは、キャタピラー(履帯)で
走行するタイプのクレーンです。
ラフタークレーンと違い、公道は走れません。
トレーラーで現場まで運搬し、現場で組み立てて使います。
その分、大型・超大型の吊り上げが得意で、
安定性が非常に高いのが特徴です。
【向いている現場】
・大型プラント工事
・橋梁工事
・大型構造物の設置
【乗ってみた感想】
初めてクローラークレーンに乗ったとき、
その安定感に驚きました。
地面をキャタピラーでしっかり掴むので、
ラフタークレーンとは比べ物にならないほど安定している。
ただし組み立て・解体に時間がかかるので、
段取りが重要になります。
【t数の目安】
70t〜数千tまで。
超大型のものになると、組み立てだけで数日かかります。
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■ ③ オールテレーンクレーン
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【特徴】
オールテレーンクレーンは、ラフタークレーンと
クローラークレーンの良いとこ取りをした機種です。
公道を走れる上に、不整地でも走行できる。
高い吊り上げ能力を持ちながら、
機動性も兼ね備えた万能型クレーンです。
【向いている現場】
・大型建設現場
・山岳地帯・不整地での工事
・大型設備の設置工事
【乗ってみた感想】
オールテレーンクレーンは「クレーンの王様」だと
私は思っています。
操作が複雑な分、やりがいも大きい。
大型案件で使われることが多いので、
オペレーターとしての経験値も一気に上がります。
【t数の目安】
100t〜1000t以上。
大型案件では欠かせない存在です。
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■ 3機種を比較してみた
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| 機種 | 公道走行 | 安定性 | 吊上能力 | 向いている現場 |
|---|---|---|---|---|
| ラフター | ◯ | △ | 中 | 市街地・短期 |
| クローラー | ✕ | ◎ | 大 | 大型工事 |
| オールテレーン | ◯ | ○ | 大 | 大型・不整地 |
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■ どの機種から始めるべきか?
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これからクレーンオペレーターを目指す方には、
まずラフタークレーンから始めることをおすすめします。
理由は3つです。
① 求人数が最も多い
② 操作が比較的わかりやすい
③ 様々な現場で経験を積める
ラフタークレーンで経験を積んでから、
クローラーやオールテレーンにステップアップしていく。
これが18年間で見てきた、王道のキャリアパスです。
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■ まとめ
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今回は3種類の移動式クレーンを紹介しました。
✅ ラフタークレーン → 機動性◎・初心者向け
✅ クローラークレーン → 安定性◎・大型工事向け
✅ オールテレーンクレーン → 万能型・大型案件向け
それぞれに特徴があり、現場によって使い分けます。
次の記事では、クレーンオペレーターの
1日のリアルなスケジュールをお伝えします。
クレーン男より

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